部品によるEMI対策記事一覧

部品によるEMI対策の基本

 ノイズ対策部品によるEMI対策は,基板を製作した後に問題が発覚し,その基板に対して対策を行う場合に主に行われます. 主に使われる部品は以下のサイトで紹介されています.ノイズ対策.com_部品によるノイズ対策 特にフィルタ部品はよく使うため,種類と特性を把握しておくと良いでしょう.村田製作所_エミフ...

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EMI対策によるシグナルインテグリティへの影響

 ノイズ対策部品をデジタル信号ラインに入れて対策する場合,対策部品により波形品質を悪化させる事で対策をするため,通信機能に影響が出ないよう,信号品質(シグナルインテグリティ)に気をつける必要があります. シグナルインテグリティに関しては以下のページにわかりやすくまとめられています.村田製作所_ノイズ...

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フェライトビーズによるEMI対策

 手軽に試せる対策部品の1つにチップフェライトビーズがあります.特性としてはESRの大きいコイルのような振る舞いをします. フェライトビーズについてはメーカーサイトに使用例や特性・使用上の注意などがまとめられています.TDK_EMC-Technology_ノイズを反射,吸収するビーズTDK_チップビ...

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コンデンサによるEMI対策

 コンデンサを利用すると,電流ループを小さくできるため,うまく使えばEMI対策に効果的です.TDK_TechMag_コンデンサは最もシンプルなノイズフィルタセラミックコンデンサ記事一覧 コンデンサのインピーダンスは高周波ではESLによって共振点を持ち,ある周波数以上で上昇に転じます.村田製作所_コン...

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コイルによるEMI対策

 コイルはフィルタとしての効果が高い部品で,製品にもよりますが,低周波〜300MHz程度まで効果がある場合があります. コイルについては別ページで解説していますのでそちらを参照してください.コイル記事一覧 EMIの観点でコイルを見た時の注意点は,下記ページに掲載されています.EMC のための設計テク...

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コモンモードフィルタによるEMI対策

 ノイズにはノーマルモードとコモンモードが有り,コモンモードノイズに対してはコモンモードフィルタが有効です.コモンモードノイズの基本的な説明と部品の説明は以下のページに掲載されています.電源入力ラインや差動信号ラインに使用できます.村田製作所_コモンモードチョークコイルTDK_信号に影響を与えず放射...

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3端子フィルタによるEMI対策

 ノイズ対策に使用するフィルタに3端子フィルタが有ります.3端子フィルタにはT型やπ型・貫通コン(3端子コンデンサ)など様々な種類が有ります.村田製作所_ノイズ対策の基礎_LC複合タイプEMIフィルタ村田製作所_ノイズ対策の基礎_LC複合タイプEMIフィルタの使い方村田製作所_ノイズ対策の基礎_チッ...

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フェライトコアによるEMI対策

 手軽に試せる部品として,ケーブルにフェライトコアを付けることで対策できる場合があります.フェライトコアには様々な種類・形状があり,コストがかかりますがカスタマイズも可能です.TDK_ノイズ対策用フェライトの基礎村田製作所_フェライトコアの基礎知識_使われる理由EMC のための設計テクニック (第2...

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シールドカンによるEMI対策

 基板自体を金属のケースでシールドしてしまうシールドカンも,コストが許せば後付けで対策する方法としては有効です.村田製作所_第4章_空間伝導と対策EMC のための設計テクニック (第2版)_4.4.2 PCB レベルのシールドのテクニックの概観EMC のための高度な PCB 設計とレイアウト_2 P...

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ノイズ抑制シートによるEMI対策

 問題となるノイズがICからの直接放射である場合,ICの上にノイズ吸収シートを貼り付けることで効果がある場合があります.基板の近くでの放射レベルが強い場合に多少の低減効果が有りますが,劇的な減衰効果は出ない場合が多いようです.村田製作所_ノイズ対策の基礎 【第9回】 電波吸収シート セラミックスアー...

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金属筐体への接続によるEMI対策

 ネジ等を使用して,金属筐体にPCBのGNDを接続すると,筐体をシールドにできます.関連するノウハウは以下のページにまとめられています.EMC のための高度な PCB 設計とレイアウト_1. PCB‐シャーシ接続の概要 状況によっては逆効果となることも有り,0Ω抵抗やセラミックコンデンサで分離可能に...

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