ブザーの故障モード
ブザーを間違った使い方で使用した場合.故障する可能性があります.ブザーには大きく3種類の壊れ方が有ります.
■オープン故障
抵抗値が極端に大きくなり(1kΩ→1MΩ等)音が鳴らなくなる故障です.過電流による発熱で部品の巻線が切れた場合や,物理的に端子が剥がれた場合などにこのような故障モードになります.
■ショート故障
抵抗値(インダクタンス)が極端に小さくなる故障です.内蔵コイルがの巻線の絶縁が破壊され巻線間でショートした場合や自励振回路のショートなどにこのような故障モードになります.
■鳴動異常
何らかの要因で鳴らない/異音がする故障です.コイル内にゴミが入ったり振動板がハズレた場合などにこのような故障モードになります.