コイルの周波数特性
コイルのインダクタンスは,周波数によって変化します.ある周波数を堺に一気にインダクタンスが上昇し,その後急降下します.この周波数を自己共振周波数といいます.例えばTDKのSPM6530T-4R7Mというコイルは,製品ページで以下のような参考データが載っています.
実際のコイルは以下の様な等価回路で表現でき,コイルと寄生コンデンサによる共振により,その周波数以上ではインダクタンスが確保できなくなります.プリント基板に実装した場合,この周波数はズレるため,自己共振周波数の1/10以下の周波数で使うことが一般的です.
■参考リンク
サガミエレク_コイルを使う人のための話1_P16_自己共振周波数って?
KOA_インダクタ使用上の注意事項_インダクタ全般
関連ページ
- コイルの基本
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの使用例
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの精度
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの使用温度範囲
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの温度特性
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの直流重畳特性
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの定格電流
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルのESR
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルのQ
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの結合係数
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの逆起電力
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの音鳴き
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト
- コイルの故障モード
- 駆け出しの電子回路設計者のためのポータルサイト