LEDの故障モード
LEDを間違った使い方で使用した場合.故障する可能性があります.LEDには大きく3種類の壊れ方が有ります.
■オープン故障
順方向に対して抵抗値が極端に大きくなる故障です.過電流によりLED内のボンディングワイヤが切れた場合などにこのような故障モードになります.
■ショート故障
順方向/逆方向ともに抵抗値が極端に小さくなる(1MΩ→1Ω等)故障です.通常,逆方向には直流電流が流れないため,抵抗値は非常に大きいですが,マイグレーションによる短絡や経時劣化・静電気により,このような故障モードになります.
■光度の劣化
LEDの明るさが低下する故障です.熱による経時変化でパッケージの透過率が低下したり,メッキの硫化によってこのような故障モードになります.
参考リンク
STANLEY_LEDの故障モード
Rohm_LEDマニュアル