抵抗の基本
抵抗とは電流を電圧に・電圧を電流に変換する変換器です.回路図上ではギザギザの記号で表されます.JISでは下図の下側のように四角い記号に変わりましたが,国内ではあまり使われていないようです.
抵抗にかかる電圧と電流の関係はオームの法則で表されています.電圧が大きくなると電流も増え,電流をたくさん流すほど抵抗にかかる電圧が大きくなります.
抵抗は直列に繋ぐと抵抗値は加算され,並列につないだ場合は以下の式で等価抵抗値が算出できます.例えば2kΩを並列に2つ接続すると,合成抵抗は1kΩになります.
抵抗を直列に並べた場合,抵抗の間の電圧は以下のように計算できます.例えばR1=R2=1kΩ,Vcc=5Vであれば,Voutは2.5Vになります.