スイッチングレギュレータ(降圧DC-DC)記事一覧

スイッチングレギュレータ(降圧DC-DC)の基本

 スイッチングレギュレータは,入力電圧を出力にそのまま出す・完全に止める,という2つの動作を高速に繰り返し,その信号をLCフィルタで平均化することで出力電圧を安定化させます. リニアレギュレータよりも高価で,出力にLCフィルタが必要ですが,電力消費が少ないため,発熱を抑えられます. 基本的な内容は,...

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スイッチングレギュレータ(降圧DC-DC)の基板設計

 スイッチングレギュレータは電流の出力が大きい上にスイッチング動作をするため,基板設計にはいくつかの注意が必要です. 基板のパターン設計によっては,放射ノイズが極端に大きくなる,効率が落ちる(発熱が増える),出力電圧の変動が大きくなる,最悪の場合スイッチング動作が止まる事も有り得ます. 代表的な注意...

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スイッチングレギュレータ(降圧DC-DC)の位相余裕

 スイッチングレギュレータを使用する上で最も気を使うのが異常発振です.異常発振とは,例えば本来5Vが出ているべき出力に5Vを中心とした交流信号が出力される現象です.TI_電源ICに何故,位相保証が必要なのか スイッチングレギュレータは実機での位相余裕を直接測れる場合が多いですが,測れない場合は,使用...

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スイッチングレギュレータ(降圧DC-DC)の発熱

 スイッチングレギュレータは低損失が特徴ですが,スイッチング時の寄生容量へのチャージ・ディスチャージ(スイッチング損失)や,FETの寄生抵抗による損失があるため,そこそこ発熱します.特にスイッチング損失はレイアウトにも依存するため,実機で十分な評価が必要です. ちなみにスパイクノイズ対策にスナバ回路...

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