コイルの使用温度範囲
コイルには,使用できる温度範囲が決まっており,決められた温度範囲で使用する必要があります.例えばTDKのSPM6530T-4R7Mというコイルでは,-40℃〜125℃となっています.
この使用温度範囲というのは,メーカー/製品ごとに規定がバラバラで,周囲温度で規定している物もあれば,部品自体の温度で規定されている物もあります.温度範囲ギリギリで使用するような場合はメーカーに確認が必要です.
例えば村田製作所の公式ホームページでは,"インダクタを使用する際の雰囲気温度の許容範囲。使用温度範囲には自己発熱は含まない。"となっていますが,TAMURAのチョークコイルGLA/GLBシリーズのデータシートでは"コイルの自己温度上昇を含む"と記載されており,測定すべき場所もそれぞれ異なります.
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