コイルのESR
コイルは,直列に抵抗成分を持っています.
例えばTDKのSPM6530T-4R7Mというコイルでは,以下のように定義されています.
ただし,ESRは温度によって変動するため,使用する温度範囲でのESRを考慮する必要があります.銅線は高温になるほど抵抗値が上がるため,使用している巻線の物性に依存した温度特性を持ちます.
ESRが影響するような使い方(例えばLCフィルタや発振回路)をする場合には注意が必要です.その場合,通常はQという指標でESRを評価します.
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