セラミックコンデンサの音鳴き

 セラミックコンデンサに交流電流を流すと,圧電効果により伸縮します.その周期が人間の可聴周波数に入ると,音として聞こえます.この現象をセラミックコンデンサの音鳴きといいます.
 基本的に信頼性に影響は無いですが,音自体が問題となる用途では対策が必要です.音鳴きは基板との振動共振で発生するため,基板パターンを変更すると軽減する場合がありますが,基板変更は時間もお金もかかる上,事前に実験できないため,普通は音鳴きしづらいコンデンサに置き換えることで対策します.

 

■参考リンク
村田製作所_積層セラミックコンデンサの圧電効果によって音が鳴る現象が見られるのですが、このように「鳴いた」まま使い続けた場合、信頼性に影響がありますか?
TDK_Singing Capacitors
村田製作所_音鳴き対策コンデンサ

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